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2017年8月7日月曜日

8月6日

今日は暑かったねぇーーーーー
今日は朝10時から教えがあったんだけど(毎週日曜日はhttps://www.trinity-dance.comで教えてるよ!)、12時にクラス終わってスタジオ出たら、ちょー日照り!!!!!カンカン照り!!!!!あんなん火傷するよ!!!!!


今日は、5年くらい前??に「ウェルズロード13番地」という作品でご一緒させて頂いた、「ウェルズロード」の作・演出の土田英生さん作・演出の「きゅうりの花」という作品を観劇して参りました。

18年前に書かれた作品だって!
ひょえぇぇぇぇ
全然そんな感じしなった!

とても穏やかに、ゆるやかに物事は起きていきます。
ジリジリと。
多くは語らない。でも、分かる。
そこで何が起きているのか。
誰が何を思っているのか。
ヒリヒリと。
伝わってくる。
ギュウっと心を掴まれたり、ハッとさせられたり、ジンとしたり。

政治的なテーマとか、戦争反対とか、人が生きるとは、とか、
そういった大きなテーマは出てきません。

過疎化が進む土地に住む人たちのお話です。
でも、過疎化について超真剣に話し合うわけでもない。
でも、過疎化の問題、その土地に戻ってきた人たちの確執や阻害なんかは描かれる。
でも(でもを3回も使っている!駄文だな!)、根底に流れるのは、
誰かと繋がりたいっていう普遍的な想いだと思うのです。
寂しいとか哀しいとか愛し愛されたいとか、
それを誰かと分かち合いたいとか。
そういう、とても身近で、とても普遍的なお話。

優しくて、弱くて、愚かで、哀しくて、可笑しくて、愛おしい人たち。
土田さんの作品にはいつもそんな等身大の人たちが出てきます。
劇的なことは起きない。
でもこんなにドラマチックに作品って描けるんだなぁって今日強く思いました。

色々あるけど、それでも前を向くしかないんだ、って思えました。
強がりとかじゃなくて、素直にそう思ったよ。

4年前に私が通訳で参加させて頂いた「春琴」に出演されてた、
内田淳子さんにも久々にお会い出来ました。
淳子さんは、いつも明るくて優しい。
通訳の私にもいつも気軽に気さくに分け隔てなく接してくださる。
とても素敵な方で、とっても素敵な女優さんなのです。
今日の淳子さん、とっても可愛かった!!!!!

終演後にね、淳子さんと土田さんとそれぞれにご挨拶に伺って、
帰り際にね、私がチラッと一瞬発した言葉に対して、
もうほんとチラッとよ、ほんとうに一瞬口走った言葉に対してね、
土田さんが、
「どんなことがあってもいじけちゃダメだよ」
って言ってくださって、
まぁその前後が分からなかったらナンジャラホイかもしれないけれど、
私はとてもとても勇気付けられたんだ。

私なんかよりずっと長く日本の演劇界を渡り歩き生き抜いておられる土田さんから
瞬発的に発せられたこの言葉は、私の頭と心にスバアッと刺さりました。
私はそういうつもりで言った訳じゃなかったんだけど、
でも、きっと根底にはその想いがずうっと蔓延っているんだ。
だから、あのたったの一瞬のたったの一言でそう受け取られたんだと思う。
蔓延っちゃっているのは仕方がないとも思うけど、
でも、だからといって、私がいじけて良い理由にはならない。
し、それを蔓延らせ続けて良い訳がない。

「どんなことがあってもいじけちゃダメだよ」

この言葉をしっかり頭に叩き込んで、
明日からも踏ん張ります。


「きゅうりの花」は、8月11−13日、大阪で公演があります。
https://twitter.com/hideoselection
オススメします!!!!!