まだ顔合わせ前のWS段階だと言うのに、ヘトヘトです。稽古場が地下で、ずっとこもりっぱなしって言うのもあるだろうけれど、何より、多分気疲れでしょう。去年「ヘンリーモス」で演助をやった時もそうだったけれど（今回は演出補だよ！）、やはり自分の本業ではない、という引け目から、足を引っ張ってはいけない迷惑をかけてはいけないという気持ちと、保科由里子を選んでよかったと思ってもらいたい（俳優の保科に頼んで失敗だったと思われたくない）、という気持ちがあるので、気が張っています。しかも、今回は、かの日生劇場での公演で、オリジナルミュージカルで、今まで関わった中で１番規模が大きなプロダクションで、という色々初めて尽くしで、仕事の範囲と勝手がよくわからない。
でも、信頼している演出家と、頼りになる舞台監督さんと、優しい制作さんがいつも側にいて下さるので、心強い。出来ることは精一杯以上に、分からないことは教えて頂きながら学んで成長するしかない。他のスタッフの皆さんも優しくして下さるし、キャストの皆さんもおおらかな感じで（まだそんなに良く知らないけれど）、現場の居心地はとても良いです。でもそれに甘んじることなく、必死にやるしかない。たくさんたくさん学んで吸収して、初日に向けて良い作品を作るべく、そしてそれに対して自分が出来ることを真摯に精一杯やるだけなのです。
あさって顔合わせ。そして本当に本当の日生三銃士のお稽古が開始します。
今日も渥美さんによるアクションシーンの振り付けがありましたが、渥美さんがご自分のアイデアでどんどん振り付けをして下さる。それが、とってもカッコ良く、面白く、ストーリーもあり、あれだけでも一見の価値ありなのよ！汗水流して戦う男子のカッコイイことと言ったら！ファミリーミュージカル、と銘打ってはいますが、大人が観ても十二分に楽しめる作品になること間違いなしの太鼓判です。自分が出てないのにこんなに宣伝するのも珍しいですが、そのくらい、面白い作品になるという確信があるということです。
さて、話は変わってこの写真。右はスピーカーの調節する卓、左下はCDデッキで、左上が救急道具。WS期間中はピアニストさんがいらっしゃらなかったので、私がCDデッキと卓をいじりながら（初めて触った！）音出しをしました〜♪ユリコ成長！！そして救急道具は、アクションシーンでもしものことがあった時のため。みんなテーピングしたり冷やしたりしながら頑張ってます★
さ、明日はみんなはオフだけれど、私たちは朝から打ち合わせ。起きられるかしら。しかもこれからもうひと、ふた仕事しないと。。。
