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2011年4月20日水曜日

VEIN


昨日の月曜日は、久々に日生に行って仕事。台本が出来上がったので、チョコチョコとメインのキャストの方だけで本読みをしているのです。私はリハーサルだったりで欠席していたので、昨日が初参加。三銃士のみなさんと、ダルタニアン役の楓太くん、ミレディ役の麻衣さんとの本読み。日曜日までやっていた芝居と全く違う芝居のジャンルだったので、頭がビックリしたよ!みなさんとても気さくでいらして、嬉しい。正式なリハーサル開始前にこうやってお稽古できるのっていいわよね。楽しみ。きっととっても楽しい作品になると思います!!


その後は。
知り合いの映画監督さん、渡邊世紀さんの映画「VEIN」の試写会に行って参りました。しかも助監督は、日曜日まで一緒だった、太田美乃里ん。
この映画、岡本芳一さんという人形遣いの方のドキュメンタリー「人形のいる風景」と彼の遺作となった作品「VEIN」の映像化の2本立て。私はドキュメンタリーの方が好きでした。とってもとっても素敵で魅力的な方なのだわよ、岡本さん!ちょーラブリーなの。信念があって、真っ直ぐで。そして潔い。後継者は作れないって言ってた。僕には僕にしか出来ないものがある、弟子には弟子にしかできないものがある、ってことだわよね。うん、本当にそう思う。後継者を育てる気はない、と言いながらも、結局遺作になってしまった「VEIN」という作品を映像に残すことにする岡本さん。その真意はなんだったのだろうか。
またね、人形が語るのよ。いや、語らないのよ、もちろん、本当には。表情だって変わらない、物理的には。でもね、語ってくるのよ、訴えてくる、伝えてくるの。あのチカラはなんだろうか。圧倒的な存在感。想像力を掻き立てられる。
映像が美しい。音楽も美しい。彼が美しい。彼の想いが美しい。そして人形が美しい。
ジャンルは違えど、同じ表現者として、その生き様に心動かされました。

6月に正式に上映されるそうです。ご興味がある方は是非。