↑開演前に、レッドブル一気飲み。
今日は、朝から日生にて小道具打ち合わせ。
それから、東京文化会館で上演中のオペラ「サロメ」を観劇。いつ以来だろうオペラ。ドイツ人のコンヴィチュニーという演出家の作品。彼は、ヨーロッパでは知らない人はいないと言うほどの、超有名な演出家だそうだ。
美術も照明も、非常に洗練されていて、日本人演出家でもアメリカ人演出家でもないセンスが、バリバリ光る。ドイツのミュンヘンでオペラを観た時も、あまりのアメリカのMETのオペラとの違いに衝撃を受けたことがある。ずっとずっと洗練されててモダンで前衛的。カッコいいのよ。
たまにはオペラの世界もいい。
でも、こういう人種問題や宗教観がベースになっている作品というのは、日本で上演するのはなかなか難しいね。芝居もそうだけど。理解しきれないのだ。頭でなんとなく理解できても、体で実感できないから、どうしても「振り」になっちゃんだなぁ。これはどう解決できるのか。考えていきたい問題ですな。
で、観劇後、再び日生に戻って今度は衣装打ち合わせ。今回の「三銃士」は、完全オリジナルミュージカルなので、たくさんたくさん打ち合わせることがある。スタッフさんは相当大変だと思うけれど、1から作品が作られていく過程をご一緒できる喜びと楽しさは、早々味わえないと思うわ。
それにしても、今日は眠たかった。さっき1時間半、死んだように寝ました。昨日までの3日間がタフ過ぎて日にちと曜日の感覚がぬ。
そうそう、昨日の制作発表は、ustreamで放送されたのです。それをたまたま見ていたお友達が、私がMCやっていたのに驚いて今日メールをくれた。嬉しかったと同時に、映像の威力を思い知ったよ。舞台は、その作品を観に劇場まで足を運ばなければいけないけれど、映像はテレビで、またはワンセグで、そして今はコンピューターで見られちゃうんだものね。すごいわー。すごいけど、私はやはり舞台LOVEなので、一心不乱に←?、舞台命で頑張りマウス。